2010年11月30日

「家なき子」とグリューワイン

 かつて、「家なき子」というアニメがありました。ドラマじゃないほうです。さらに言うと世界名作劇場じゃないほうです。出崎演出が緊張感とウザさの絶妙なバランスをとってたやつです。
 昔のアニメだけあって飼い犬が狼に容赦なく喰い殺されるところとか、サーカスの団長がとある裁判で外国人だからと不当な判決をうけて財産を失ったりするところとか、結構容赦ない描写が多々あります。せっかくの名作アニメなのに、そんなところばかり覚えてる私はダメな子供です。
 そんな記憶の中の「家なき子」ですが、その中に、主人公のレミという男の子が寒空の旅で身体を冷やして山小屋で寝込んだときに、なりゆきで彼の保護者になってしまったビタリスじいさんというサーカスの団長が暖めたワインを彼に飲ませるというシーンがありました。これを見たとき、私は思いました。「未成年に飲酒をすすめた! 子供番組にあるまじき描写だ! このじいさんはダメな大人だ!」と。私は実にダメな子供です。

そんな前フリのなか月日は流れ、先日私は某KA◯DIにて「Rapunzel」という銘柄のホットワインというお酒を見かけました。暖めて飲むワインだそうです。「熱いワイン=家なき子」という図式が脳内に腫瘍のごとくできていた私は、値段も安かった事もあって即購入。さっそくあっためて飲んでみました。

.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*☆!
やだ何コレいいじゃない。

アルコール度は低くないけど、甘みが強いのでソフトドリンクに近い感覚で飲めます。シナモンやアニスといったスパイス・ハーブも組み合わせ、とても飲みやすいです。で、これはいいですねと思って調べてみると、どうやらホットワインというのは日本の卵酒みたいな位置の飲み物で、独仏あたりでは一般的にグリューワインと呼ばれているようです。
そうかぁ、卵酒かぁ。卵酒なら仕方ないね。
さて、さらに見ていくと、どうやらグリューワインはお店で買うというよりも安いワインを使ってご家庭で作るのが一般的なものらしい。

なるほど、よし分かった。

IMG_0386.JPG

幸いウチはクローブもレモンピールもシナモンもアニスも揃っているごく普通の家庭なので、お茶パックだけあればグリューワインは作れます。

俺的配分(コップ2杯分)
ワイン コップ1杯
水 コップ1杯
クローブ 4片
レモンピール 小さじ1
シナモン スティック1/4
アニス 小さじ1/2
グラニュー糖 このときは大さじ1

ただつくるだけなら単純明快、ワインと水を鍋に入れて、お茶パックにつめたスパイス/ハーブとグラニュー糖といっしょに煮詰めるだけです。安ワインで十分、といっても結局のところワインの味におもいっきり左右されてしまいます。
ワインはあまりすっぱくないライトボディがいいそうです。手持ちはマイルドボディしかありませんでしたが。
生産地はドイツがいいとか書いてあるところもありました。手持ちはチリ産のしかありません。チリでごめんなさい。

個人的には十分好みの味にできてました。卵酒の代わりになるなら風邪の予防かなんかになるからいいかもしれません。クローブも古くなってきましたし、この冬はこれで安く楽しんでおきましょうかね。


posted by いらくさ at 23:48| Comment(19) | 飲んでみた。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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