追い払うのにも疲れました。
とはいえ、一応ハーブティーにして飲むつもりの草なので、あまり派手に農薬をまくわけにもいきません。そもそもお金がなんかもったいない。
そこで、家に転がっていた「重曹生活」系の本を手に取りました。
重曹。重炭酸ソーダ。炭化水素ナトリウム。NaHCO3。呼び方はいろいろあれど、まあよく「魔法の粉」なんて言われてて料理におそうじに脱臭に洗濯にといろいろ使い道がありますよとロハスな皆さまにアピールしてる物質です。そして、この物質は園芸の分野でも虫よけや土壌改良材として使われています。さて、幸い家にも純度の高い重曹がありますので、これを少し拝借してナツシロギクの周りに蒔いてやりました。
結果。
全滅しますた。フィーバーフューが(TT)。
確かにグンバイムシはいなくなりました。でも、フィーバーフューや近くのブッシュバジルの葉っぱが茶色く薄くなって次第に溶けていき、二日もおかず5株のフィーバーフューが消滅。バジルまで根元から茶色く枯れていってます。そんなにアルカリ土壌が嫌いだったのかオマエらは。平気だったのは少し離れたところのキャットニップだけ。コイツはむしろ元気になって茎が八方に伸びてます。そんなにアルカリ土壌が好きだったのかオマエは。
というわけで、つい先日までそこそこ青く繁っていたウチの発泡スチロールプランターは、わずか一角を残して死の荒野に。
あぁあぁあぁあぁ、フィーバーフューに含まれるパルテノライド(注:効能は育毛)目当てでハーブ栽培始めたようなものだったのに! そりゃあんまりだよ重曹サン……orz。
濃度を何か間違えたのかなあ。もともと本当にアルカリに弱かったのかなあ。